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ドイツの軍用サイドカーレプリカ(1);1/87 Zundapp KS750 (Preiser 10565) [バイク]

唐突であるが、最近マイブームであるサイドカーをシリーズもので。
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Zundapp KS750はBMW R75と並んで有名なサイドカーである。どちらもエンジン水平対向2気筒750ml、シャフトドライブで後輪とともにサイドカー側の車輪が駆動する2WD設計である。基本構造が同じなので両社共通設計のOEM生産品かと思いきや、本車はエンジン、フレーム含め別物である。(サイドカーのほうは同じ物を使用している。)
Zundapp社は当時BMWと人気を二分したメーカーであったが現在は消滅してしまった。
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このレプリカは軍用ではなく民生用モデルである。Preiser 製1/87(HOゲージ)で、このスケールでは唯一のサイドカーレプリカと思われる。

ミュンヘンのドイツ博物館に展示されている、Zundapp KS601+TR500サイドカー。
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サイドカーはTR500。民生モデルの定番である。
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ハンドルポストにねじ込みタイプのステアリングダンパーが付いている。
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今は亡きZundapp社のエンブレム。
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ハーレーで行く豊後森扇形機関庫 [バイク]

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夏頃から行こう行こうと思っていたソロツーリング。
時間が取れず天候も不順でとうとう10月になってしまった。
台風が通り過ぎた一瞬を狙って、コッソリ年休を取り、誰にも言わずに出かけた。
行先は以前から決めていた豊後森の扇形機関庫である。

出発は秘密基地のある北九州の某所。この日に備えて整備とチョイカスタムを施した883Rが眠っている。
8:00AM、普通に通勤に出るフリをして秘密基地に向かい、何年も着ていなかったバイクウェアに着替えて、883Rを引っ張りだした。タイムリミットは17:00までである。
iPADのgooglemapに目的地を入力したが、どうもうまく行かない。推奨ルートは高速道路なのだが、高速で883Rに乗るのは苦痛である。一般優先でルート検索しても、すぐに途中で高速に入るようにリルートがかかってしまう。結局、ナビには頼らず、中間地点を決めて道路標識を頼りに行くことになった。
まず北九州市小倉南区から322号線を南下し田川・添田に至り、県道78号で大藪峠を超え陶芸の窯元が点在する小石原へ。そこから211号線を南下したのだが、途中で脇道にそれてしまい杷木にでてしまった。ずいぶん遠回りしたことが判明したが、時間もないので杷木〜日田〜天瀬高原〜玖珠まで高速に乗る事になった。豊後森は玖珠を降りるとすぐである。

玖珠のインターを降りたのが12時前くらいになっており、まずは腹ごしらえということで、事前に調べておいた焼肉店「醍醐」さんに向かった。目当ては誰が何と言おうと「豊後牛」。

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「ステーキ丼」1000円也。
腹も満たされ温まったところですぐ近くにある豊後森機関庫跡に向かう。
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豊後森機関庫は久大線(久留米〜大分)が開通した頃に町が誘致したもので、最盛期は40両ほどの蒸気機関車が所属し、1日5000人の乗客を運んでいたそうである。
現在は使用されておらず、扇形機関庫、転車台とも良い具合に朽ちており、廃墟マニアには必見のスポットとなっている。
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裏から見たところ。周りには本当に何も・・・・無い。
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国の有形文化財、近代化産業遺産に認定されており、現在は玖珠町がJR九州から買収し、鉄道記念公園として整備する予定らしい。その一環で蒸気機関車の静態保存機を誘致する計画があり、醍醐さんにもそのポスターが貼ってあったが、福岡県志免町から9600型蒸気機関車が無償譲渡されることが決まったらしい。
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草原の中に立つ無人の巨大建造物は古代遺跡のような荘厳さを醸し出している。
どのような形で整備する計画なのかわからないが、できれは現在の廃墟状態はそのままにしてほしいと思うのは私だけではあるまい。

さて、本当はもう少しゆっくりしたかったのだが、無粋なメールにより研究会に出席しなければならなくなったため、急いで帰ることにする。
帰路は、県道28号線〜国道212号線経由で中津に出て、国道10号線を北上して行橋〜北九州に至る最短ルートにした。深耶馬渓を抜ける県道28号線は景観が素晴らしく、異星のような奇岩のそびえる山を見上げつつ、目を下ろすと温泉や饅頭屋などが点在する渓流が流れており、道は良く整備され非常に快適であった。(写真は撮り忘れた)
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今回の走行距離は227km。大したことないようだがいきなりのリハビリとしては結構しんどかった〜。燃費は驚きの29km/L。この後スーツに着替えて何食わぬ顔をして研究会に出席した。
防寒装備が不十分だったり、iPadがナビとして役に立たなかったり、色々と準備不足であったが充実した1日であった。また行くぞー!!



隠れ家復活か!? [独り言]

隠れ家が失われて久しいが、近日中に復活するかもしれない。
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準備だけはしておこう。

お誕生日おめでとう。カナヘビベビーとウチの爬虫類たち [ファミリー]

昨日ウチのカナヘビが産んだ卵が孵化して、3匹のベビーが誕生した。
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ラブリー♡
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写真を撮影した後、庭に放してやった。大きくなれよ・・・・

さてウチには亀が1匹、カナヘビが7匹、ヤモリ5匹いる。
1)亀吉
最初に来たのはクサガメの亀吉。
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2年前に息子が近所の道端で発見した。近くに川や池はないので、どこかの家から逃げ出したのではないかと思ったが、真相はわからないまま、ウチで飼う事になったのである。私も子供の頃は色々な動物を飼ったが、ろくに知識もなくインターネットなどなかった時代のこと、子供の浅知恵では長生きさせることはできず、冬になると死んでしまっていた。そこで今度こそはと色々調べて、2回の冬眠に成功し、今も健在である。

2)カナヘビとヤモリたち
次に、昨年の秋、カナヘビがやってきた。
これは息子が近所で捕まえてきた第1号である。
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カナヘビは生き餌しか食べないので、バッタなどを捕まえてきては与えていたのだが、こうやって実際にかぶりついているのを見たのは一度だけであった。冬眠させるのは難しいと聞いていたので、冬が来る前に逃がしてやりなさい、と言っていたのだが、どうしても離したくないらしく、さらにヤモリまで捕まえてきた。
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そこでやむなくヤモリとともに越冬にチャレンジすることとなった。
ヤモリの場合、野生の状態でも冬季はなにも食べなくなり人家の屋根裏などでじっとしているだけなので、それほど難しくはない。カナヘビの場合は、土に潜って本格的に冬眠するため、下手をするとそのまま餓死とか凍死いうことになる。しばらく寒い日が続いた後、ケージの中に姿が見えなくなっていたので、土に潜ったのだろうと時々水分補給のため霧吹きを行うほかは温度が下がり過ぎないよう、パネルヒーターでケージの一部を加温しておいた。ヤモリのほうは止まり木の裏などでじっとしているが健在のようである。こうして数ヶ月が過ぎ、1月のある日、しばらく暖かい日が続いた時にケージを覗いてみるとカナヘビが日光浴をしているではないか。イカン、これは早すぎる・・・カナヘビは時々起きだしては水を飲むこともあるそうなので、十分に霧吹きを行い、そのまま待っていたがその後は土に潜ろうとはせず、人工草の中や蛍光灯の当たるケージの一番てっぺんによじ登り暖を取っているようであった。このままでは餓死してしまう・・・と困ってしまい、近所のペットショップからミールワームとコオロギを買ってきて与えてみた。すると・・・

この通り、頭の倍はあろうかというコオロギに襲いかかったのである。
この時は嬉しかったなぁ。
その後もこのNo.1は元気に餌を食べ、切れていた尻尾もほぼ再生した。
そして春が来て、腕を上げた息子はどんどんカナヘビを捕まえてきて今は7匹ほどいる。
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その中のどれかが卵を持っていたらしく、水飲みの下に3個ほどの卵が産み付けられているのに気づいた。
ところが気づいたのが遅かったらしく、すでに凹んでいた。凹んだ卵は死産だそうだから、発見が遅れて十分に水分が与えられなかったので乾いてしんでしまったのかもしれない。もっと他にもあるかもしれないと思い、ケージの中を調べてみると土の中に丁寧に埋められた卵を6個、見つけた。こちらは丸々と太って?おり、健康そうだ。早速上下が解るように上にマジックで印をつけ、腐葉土を敷き詰めたケージの中に移して水分をたっぷり与えていた。それが1ヶ月ほど前だったろうか?そしてようやく3個が孵化したのである。あと3個はどうだろうか?
ちなみにヤモリの方も、ケージの壁面に4個ほど産卵している。こちらは孵化はまだのようだが楽しみである。ベビーの飼育はさすがに餌が困るので、生まれたら放流することにしている。そうして家の庭に住み着いてくれれば来年、大きく成長したものを捕らえることもできるかもしれない。


タグ:カナヘビ
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キャブレターの分解清掃 [バイク]

久しぶりでエンジンに火を入れてみたがどうもおかしい。
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かかることはかかるのだが、暖気した後でもスロットルを開けるとプス と止まってしまう。
ははぁ、さてはジェットが詰まったな、と思い、キャブレターの分解清掃を試みる。
ウェブで調べてみるとスポーツスターのキャブ(ケイヒンCVキャブ)はエアクリーナーを外せばすぐにアクセスできるので、キャブ自体をはずさなくてもある程度までは分解整備はできるらしい。手順は
1)エアクリーナーを外す。
2)キャブ底面のフロート室の固定ネジ4箇所を外す
3)メインジェットを外す
4)スロージェットを外す
・・・で、それぞれの部品を清掃すれば良い・・・・
ホームセンターでパーツクリーナーとガソリンに添加するキャブクリーナーというものを買ってきてやってみたのだが、3)までは行けたが4)のスロージェットが外せなかった。
フロート室には腐ったガソリンとグリーンの湯垢のようなものがたまっており、またメインジェットは青いガム様のもので完全に詰まっていた。これらのパーツをパーツクリーナーで清掃。
ジェット類はキャブレターの底面から上に向かってねじ込まれている。メインジェットはネジ頭が露出しているのでなんとか外せたが、スロージェットはマイナスネジの頭が穴の中に隠れていて、しかもかなり強固に固着しており外すことができなかった。これを外す専用工具もあるらしいので、壊す前にと思いメインジェットの清掃だけやって一旦組み上げてみた。がやはり症状は変わらず。結局プロのバイク屋さんに頼むことにした。
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それにしてもメインジェットの詰まりが解消されたのに、ガバっとアクセルを開けてもダメだったのはどうしてだろう?
CVキャブの仕組みを調べてみる。
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CVキャブのメイン系はスロットル開度が上がりエンジンの回転が上がると、負圧によりジェットニードルが上がって作動し始める構造のようだ。
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このためスロージェットが完全に詰まったままでは、スロットルを開けても回転が上がらず負圧も発生しないためにメイン系も作動しなかった・・・ということのようだ。

数日経って、バイク屋さんから電話があり、やはりジェット類がガムのような不純物で完全に詰まっておりキャブを分解清掃するだけでエンジンは問題なくかかるようになったとのこと。
良かったー・・・今までほったらかしでゴメンね・・・
ようやく雨が上がったので少し走ってあげることにした。
1年ぶりで乗ったスポーツスターは、絶好調だった。
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和布刈から関門橋を望む(地元だけど・・・)
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このスポーツスター、2002年式でもう10年以上経っている。この間、スポーツスターはエンジンがインジェクション化され、ラバーマウントとなった。現在のモデルではこのようなキャブのメインテナンスなどは必要なくなっているのかもしれない。だがそのためにハーレー独特のエンジンサウンドや鼓動感が失われてしまったとも聞く。私のスポーツスターにはアイドリング回転数を調整できる「アイドルくん」というものを取り付けているのだが、こういう楽しみもなくなってしまったのだろうか?
今回のことがあって、もしかしてインジェクション化改造できるのかな・・・などと思ったのだが、世の中では逆に最新のインジェクションモデルをキャブ仕様に改造することのほうが多いらしい。
多少不便なことがあってもユーザー自身でメンテナンスや調整ができるほうが良いんだなぁ、と考えさせられた次第であった。
今回は清掃だけで済んだが、そのうち補修部品や消耗パーツの入手が困難になるかも・・・ケイヒンの補ガスケットとかダイヤフラムなどの部品は少し揃えておくべきだろうか・・・?
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