SSブログ

自動運転その後/デジタル信号機、S88、CS2、Braking moduleによる自動運転(5) [メルクリン/鉄道模型]

自動運転まとめ / デジタル信号機、S88, CS2,Braking module による自動運転(4)
うまく動作している。信号停止中も投炭シャベル音など、ランダムサウンドに設定したサウンド機能が維持されているのが分かると思う。
サウンドはやはりメルクリン純正のBR01より最新のloksound v3.5を搭載したBR003の方が良い感じだ。
ただ、ちょっとあわただしい感じがする。1番ホームに機関車が入ってきたことをS88が感知すると同時に2番ホームの信号が青になり間髪を入れずに2番ホームの機関車が発車するためである。各動作の間にディレイが設定できると良いのだが・・・



・・・とこのように言っていたのだが、つい最近のソフトウェア・アップデートで、このディレイ機能が実装されたようだ。

これまで自動運転の設定では、S88デコーダーによる車両検出でmemoryが起動するとメモリー内に設定された信号やソレノイドアクセサリー類は連続的に速やかに動作し始める。このため列車が駅ホームに到着・停止した後に引き込み線から別の車両を発車させたい場合など、最初の列車が到着してから間髪を入れずに引き込み線の車両が動き出すようになっていた。
先日、HRSさんを訪問した際、自動運転を見ていると、ホーム1に列車が到着した後にホーム2の信号が変わるのに数秒間の「間」があるように見えて、店主H氏にどうなっているのか聞いてみたところ、今回のアップデートから「ディレイ」を設定出来るようになったとのこと。
IMG_0922a.jpg
「ディレイ」機能はmemory画面から入力する。
memory画面では、右端に入力欄が表示され、そこにソレノイドアクセサリなどを選択して入力していくのだが、今回のアップデートから右下隅に「text」というボタンが表示されるようになった。
IMG_0923a.jpg
IMG_0925a.jpg
これをタップすると、駅名、区間長、時間の3項目を入力する画面が表示される。駅名に「Delay 」など適当な名前をつけ、30秒とか任意の時間を入力し、待たせたい動作の上に挿入するだけである。「駅名」を入力するようになっているところをみると、このようなホームでの交互運転を想定してできた機能なのだと思うのだが、この画面に入るボタンが「Text」というのではなんだかわかりにくい。いっそ「Delay」とかという名称でも良かったのではないかと思うのだが・・・
その他、今回のアップデートではmemory機能が大幅に強化され、機関車のファンクションも個別に記憶させられるようになった。
IMG_0928a.jpg
IMG_0927a.jpg
ソレノイドアクセサリーを入力するのと同様、機関車のControl画面に移動してもmemoryの入力欄が左端に残っているので、機関車のファンクションボタン、例えば発煙とか汽笛とかを押すと、memory欄にその動作が記憶される仕組みになっている。 ポイント切り替え後、発車する前に発煙、前照灯とつけ汽笛を鳴らし、それからおもむろに発車、など複雑な動作をプログラムすることが可能となっている。
IMG_0929a.jpg
それにしてもユーザーがこうできたら良いな、と思うことをどんどん実現してくれるメルクリンは本当に素晴らしい・・・と話していたら、なんとH氏はこの新機能は使っていないのだという。今回のアップデート以前から裏ワザを使って駅ホームでのディレイを実現していたとのことだ。
その裏ワザとは、ディレイを入れたい部分に、実際には存在しないダミーのソレノイドアクセサリを沢山入れておいて、その処理にかかる時間をディレイとして利用する、とのこと。
「なければ自分で作る」、という精神はさすがである。
・・・などと感心しながら、BR45とV80農場セットをゲットしHRSを後にしたのだった。
IMG_1101a.jpgIMG_1071a.jpg
タグ:自動運転 CS2
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。