03型のバリエーション:03-244 / Marklin 37956 [メルクリン/鉄道模型]
流線型蒸機列伝4:03.10狂想曲 / Marklin 37912
・・・という訳で、流線型03.10は計3両に増えてしまった・・・
・・・というわけで現在所有している03型は
003-248-2(品番37955)
03-1012(品番37911)
03-1007(品番37912)
03-1009(品番37912)
03-140(Z品番88855)
と4両もあるのだが、またまた新たに増えてしまった。
03-244(品番37956)である。2013年の新製品で、mfx+デコーダーを装備している。
すぐ前に新設計され発売された03.10型に続いて、オリジナル03型としては久しぶりにリニューアルされた(多分)新金型によるもので、前バージョンの37955に比べ、細部のディティールが向上し、細かい色差しもあり、なかなかカッコ良い。1965年頃の仕様(Ep.III)。
さて、これはいつの間にか増えていたZの88855
小さいのは写真撮るのが難しい・・・
懐かしの37955
37911と37912セットは03.10型である。
なんだかわけがわからなくなってきたので、ここで03型のバリエーションについてまとめてみたい。
(ほとんどwikiからの引用)
1)BR03
BR03は急行客車牽引用の機関車として01型を参考に、軸重が18トン以下となるように設計された。2気筒機であるが設計当初は4気筒の計画だったらしい。1930年から1938年までの間に298両が建造された。軽量化のためボイラーとシリンダーが小型化され、01型よりスマートな外形となっている。
軸配置 2’C1’h2 、2気筒、動輪径2.0m、テンダー2’2T30/32/34、出力1970PS
最高速は初号機から162号機までは120km/h、先輪が大型化された163号機以降は130km/h
細かな改良が施され、03-123号機以降はエアポンプが煙室の上から第二・第三動輪の間に移動され、03-163号機以降は先輪が大径化(850mm→1000mm)された。その他、
03-154
paraboric smokebox door, テーパー形状の機関士室、動輪部カバーを装備
03-193
ワインレッドの流線型カバー+2’3 T37 St型テンダー、05型を代替する目的
03-204/03-205
試験的に動輪部カバーを装備
03-207
試験的にLentz valve gearを装備
2)BR003
ロードナンバーは3桁化に伴い、003-xxxと改められたが、それに伴う外形の大きな変更はない。
3)BR03.10
BR03.10は03型を基に再設計された、全く別の機種と考えて良いと思う。
軸配置 2’C1’ h3 (3気筒)、動輪径2.0m、テンダー2’2T38、出力1766hp 、最高速140km/h
1939-1941年の間に建造され、第二次世界大戦の勃発とともに60両をもって建造は中止された。当初はすべて流線型カバーを装備していたが、戦後には最高速の規制とメインテナンスの煩雑さのため03-1087号機以外はすべて流線型カバーを外された。
第二次世界大戦終了時には47両が残存していたが、西ドイツに26両、東ドイツに21両、その他はポーランドの所属または行方不明となっている。
西ドイツ所属のものは、1966年までにすべて引退している。この中で1014, 1022, 1043号機は一時、ボイラー、キャブ、シリンダー部を鉄青色にカラーリングされた。
4)DR03.1Rekolok
東ドイツ所属となったもののうち16両は1959年にボイラーの換装を含む大幅な改修を受け、Rekolok(=reconstructed locomotive)と称された。それらは1965年に1057号機と1087号機を除きすべてが重湯炊きに変更された。その後1970年代にすべてが引退したが、この中で03-1010号機は石炭炊きに戻され動態保存機となった。
流線型マニアとしては、03-193号機が気になる。画像を探してみると、マイクロメタキットが模型化していた。とても手の届く値段ではないが・・・メチャカッコイイ!!
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