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広島県呉市 海上自衛隊潜水艦桟橋 [旅行]

大晦日に広島県呉市の「潜水艦桟橋」を見に行った。
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「潜水艦桟橋」は有名な呉市の「大和ミュージアム」近くにあり、海上自衛隊の第一潜水隊群の基地である。基地の目の前に「アレイからすこじま」という公園が整備されており、普段滅多に見ることのできない自衛隊の最新鋭潜水艦を間近で見ることができる。この基地の右側には石川島播磨重工の造船部門(現ジャパンマリンユナイテッド)があり、戦艦大和を建造した巨大なドックもそこにある。その隣には呉の海上自衛隊の訓練基地があり、さらに隣接して呉のフェリーターミナル、大和ミュージアム、鉄のくじら館(退役した潜水艦を陸揚げして博物館にした海上自衛隊資料館)が続く。まさに船の街である。
毎週日曜にはフェリーターミナルから船で出発し潜水艦桟橋やIHIのドック、自衛隊基地などを巡るクルージングミニツアーも行われているらしい。今回は曜日が合わず残念だったが、いつかは参加したいものだ。

潜水艦隊の司令部は横須賀にあるが、主力である第一潜水隊群はここ呉基地に所属している。
現行全16隻の潜水艦隊のうち、「おやしお」型11隻中の5隻、最新鋭の「そうりゅう」型は現5隻中の4隻が呉基地に所属し、これら9艦の潜水艦に潜水艦救難艦「ちはや」を加え全10艦の艦隊を形成している。
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岸壁の左側には4隻、
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右側に5隻の計9隻の潜水艦が確認できるが、よく見ると右端の方に離れてもう1隻、潜水艦のセイル部分が確認できる。もしかすると「はるしお型」の練習潜水艦「あさしお」か「ふゆしお」だろうか?
それにしても所属の全艦が停泊しているとは・・・普段過酷な任務をこなされている潜水艦乗りの皆さんも大晦日くらいは休めるようにしてあげてほしいが、緊急時に備えて当直要員は管内に詰めているんだろうな・・・
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左端の2隻はX舵とセイル前面のフェアリングが確認できるので、「そうりゅう型」であろう。巨大なブイを介して隣に繋留されているのは舵部分が見えないがデッキの形状が若干異なって見えるので「おやしお型」と思われる。奥に見えるのは救難艦の「ちはや」だろう。
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この他写真には撮らなかったが、大きな双胴船が反対側の岸壁に繋留されており、おそらく「ひびき型 音響測定艦」と思われる。所属は横須賀のはずだが、思うに先ごろ尖閣付近に出没した(中国の)所属不明潜水艦のデータ取りをしたのだろうか?

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