隠れ家復活とウラルサイドカー [バイク]
当然家族公認であり正確には「隠れ家」ではないのだが、とりあえず復活した。
中に鎮座しているのは前に紹介したウラルサイドカー2014年式Gear-upである。
納車から2ヶ月が経過したが、ようやく少しずつイジれるようになってきた。
1)バックギア用シフトレバー取り付け
ウラルには元々バックギアが標準装備されている。右ステップの後ろあたりにバックギア用のレバーがあって、ニュートラルからレバーを後ろに押すとバックギアに入るようになっている。左手でクラッチレバーを握りながら屈みこんで右手を伸ばしながら操作するのだが、これがなかなか入りにくいのだ。そこでこのレバーをリンケージで延長してタンク横のコラムシフトレバーで操作できるようにするキットが発売されている。購入したのは米国のUral New Englandというショップで、バックギア用のほか、前進用のギアチェンジや2WD切り替えなども手元で操作できるようになったキットも発売されている。
届いたキットの内容。
取付説明書がなかったのでどうするのか全くわからなかった。
ネットで取り付け後の写真などをみて、どうやらタンク下のエンジンマウント(エンジンとメインフレームを固定している、L字型の金具)をシフトレバー付きのものに取り替えるらしいのだが、タンクとエンジン上端の間には僅かな隙間しかなく、おまけに2014年式からはここにインジェクション用のスパークプラグにつながるコイルが設置されているので、とても入りそうにない。
購入元にメールで質問したところ、数日後に返信があり、取り付け方法を教えてくれた。
タンクは取り外す必要はなく、固定ボルトを緩めて少し持ち上げるだけで良いとのこと。それからイグニッションコイルは付属の延長ステーで場所を移動させるとのことだった。
それでも狭い隙間での作業になり、手は傷だらけ、数時間格闘してどうにかエンジンマウントを取り外し、レバー付きのマウントに取り替えることに成功した。
あとは元々あったバックギアレバーを取り外し、リンケージ付きのレバーと取り替えてコラムシフト部分と接続するだけである。
2)ニーガード取り外し
元々ウラルにはニーガードが標準装備されていた。
このニーガード、スーパーカブなどにも一体型のものがあるが、元々オリジナルのBMW R75の頃から装備されていたらしい。単に飛び石などから足を守るためだけではなく、走行風を整流してシリンダーに導き冷却効果を上げる目的もあったようだ。また、厳冬期にはエンジン排気をこのニーガードの裏に導管で送る、暖房機能まであったようだ。排気温風はニーガードのほか、ハンドガードにも送られる仕組みになっており、厳冬のロシア戦線では好評だったようだ。
ウラルでは暖房機能はないが、元々このような極めて特徴的な装備であり、ちょっともったいない感じもしたがもう夏だしコラムシフトの作業の邪魔になることもあり、取り外してしまった。寒くなったらまた取り付ければ良い。
スッキリとして水平対向エンジンの特徴が際立つようになった。やはりシンプルなのが良い。
3)ドライビングランプ配線やり直し
LEDのドライビングランプを販売店で取り付けてもらったのだが、リレーが本車と側車の間でむき出しであったり、ON-OFFスイッチが防水でなかったりでイマイチだったので配線をやり直した。
点灯テスト。メインのヘッドライトが一番暗い・・・・
とりあえずここまで出来た。
後の予定は、
1)MG(マシンガン)マウントとサイドカー横に工具箱装着
2)テールライトおよびサイドカー側ウインカーを旧車タイプに変更
3)ツインバッテリー化?
を構想している。工具箱とテールランプは準備できているが、MGマウントは入荷待ち。塗装が必要なのでマウントが届いてから一気にやってしまいたい。
この機会にミリサイズの工具も新調した。利根機械工業の逸品である。
中に鎮座しているのは前に紹介したウラルサイドカー2014年式Gear-upである。
納車から2ヶ月が経過したが、ようやく少しずつイジれるようになってきた。
1)バックギア用シフトレバー取り付け
ウラルには元々バックギアが標準装備されている。右ステップの後ろあたりにバックギア用のレバーがあって、ニュートラルからレバーを後ろに押すとバックギアに入るようになっている。左手でクラッチレバーを握りながら屈みこんで右手を伸ばしながら操作するのだが、これがなかなか入りにくいのだ。そこでこのレバーをリンケージで延長してタンク横のコラムシフトレバーで操作できるようにするキットが発売されている。購入したのは米国のUral New Englandというショップで、バックギア用のほか、前進用のギアチェンジや2WD切り替えなども手元で操作できるようになったキットも発売されている。
届いたキットの内容。
取付説明書がなかったのでどうするのか全くわからなかった。
ネットで取り付け後の写真などをみて、どうやらタンク下のエンジンマウント(エンジンとメインフレームを固定している、L字型の金具)をシフトレバー付きのものに取り替えるらしいのだが、タンクとエンジン上端の間には僅かな隙間しかなく、おまけに2014年式からはここにインジェクション用のスパークプラグにつながるコイルが設置されているので、とても入りそうにない。
購入元にメールで質問したところ、数日後に返信があり、取り付け方法を教えてくれた。
タンクは取り外す必要はなく、固定ボルトを緩めて少し持ち上げるだけで良いとのこと。それからイグニッションコイルは付属の延長ステーで場所を移動させるとのことだった。
それでも狭い隙間での作業になり、手は傷だらけ、数時間格闘してどうにかエンジンマウントを取り外し、レバー付きのマウントに取り替えることに成功した。
あとは元々あったバックギアレバーを取り外し、リンケージ付きのレバーと取り替えてコラムシフト部分と接続するだけである。
2)ニーガード取り外し
元々ウラルにはニーガードが標準装備されていた。
このニーガード、スーパーカブなどにも一体型のものがあるが、元々オリジナルのBMW R75の頃から装備されていたらしい。単に飛び石などから足を守るためだけではなく、走行風を整流してシリンダーに導き冷却効果を上げる目的もあったようだ。また、厳冬期にはエンジン排気をこのニーガードの裏に導管で送る、暖房機能まであったようだ。排気温風はニーガードのほか、ハンドガードにも送られる仕組みになっており、厳冬のロシア戦線では好評だったようだ。
ウラルでは暖房機能はないが、元々このような極めて特徴的な装備であり、ちょっともったいない感じもしたがもう夏だしコラムシフトの作業の邪魔になることもあり、取り外してしまった。寒くなったらまた取り付ければ良い。
スッキリとして水平対向エンジンの特徴が際立つようになった。やはりシンプルなのが良い。
3)ドライビングランプ配線やり直し
LEDのドライビングランプを販売店で取り付けてもらったのだが、リレーが本車と側車の間でむき出しであったり、ON-OFFスイッチが防水でなかったりでイマイチだったので配線をやり直した。
点灯テスト。メインのヘッドライトが一番暗い・・・・
とりあえずここまで出来た。
後の予定は、
1)MG(マシンガン)マウントとサイドカー横に工具箱装着
2)テールライトおよびサイドカー側ウインカーを旧車タイプに変更
3)ツインバッテリー化?
を構想している。工具箱とテールランプは準備できているが、MGマウントは入荷待ち。塗装が必要なのでマウントが届いてから一気にやってしまいたい。
この機会にミリサイズの工具も新調した。利根機械工業の逸品である。
ハンドシフト装着の記事拝見いたしました。
2014年パトロール乗りでございます。
ハンドシフト取り付けでイグニッションコイルはどこに移動されましたか?
ご教示いただけると幸いでございます。
by Q (2016-03-10 14:10)
Qさんこんばんは。イグニッションコイルですが、もともとはタンク下のフレームにL字型のステーで固定されています。ステーが短いためタンクとエンジンの間にハマりこんだような位置にあるのですが、ハンドシフトを購入した際に付属してきた長いステーで固定するとかなり外側に移動されタンクの端から少しはみ出すくらいの位置になります。ブログのスピードメーター交換記事の6枚目の写真でタコメーターのセンサー線を巻きつけているのが右側のコイルになります。
by okadoc (2016-03-11 19:37)
なお、延長用ステーはこの記事の2枚目の写真に写っている黒い金属板のものです。ステーの長さは左右違いますが、ご覧のとおりホームセンターで売っていそうな金具で自作するのも容易と思います。
by okadoc (2016-03-11 19:40)
okadocさんこんばんは。早速のご教示ありがとうございます。本日、さっそくホームセンターにてステイを物色し、L字型加工し無事に移設が完了できました。ハンドシフトの情報はほとんどなくて本当に助かりました。感謝でございます。
他も大変参考になる情報が盛り沢山で感心して拝見しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
by Q (2016-03-13 18:30)