Serco Class 08 Diesel Electric Shunter / Hornby R3049 / OO 2R DC into HO 3R AC modification [メルクリン/鉄道模型]
最近はフツーのメルクリン製品だけでは飽きたらなくなって、他社の2線DC仕様のものを3線化改造することが多くなった。欧州の鉄道模型会社の多くは標準がDC仕様でも3線AC仕様を別に準備しているところが多く、元々センターシューを取り付けられるような構造になっているため改造が容易だが、HornbyなどはOOゲージでもあるし3線化を全く意識していないため改造出来るかどうか不安だった。先のMallard号では幸い動輪の間にギアボックスの蓋があり、その固定ネジを使ってシューを固定することが出来た。
今回の作例はMallard号と一緒に購入したSerco Class 08 入れ替え用ディーゼル ・エレクトリック機関車である。実機については全く知らなかったが、なかなかユニークな外観と塗装の派手さが気に入った。実機は1953-62年にかけて1000機以上生産され、現在も300機以上が運用されている、英国の鉄道において最もポピュラーな退避線用入換機とのことである。シングルキャブで大きなノーズの中に350馬力のディーゼルエンジンと発電機・制御機器などが収まっている。
購入したのはOOゲージ2線DC仕様、DCCready、Super detailと銘打ったもので価格は72ポンドであった。
タイガーストライプの警告カラーが良い。
上周りはプラスチック製だが、Super Detailと銘打っているだけあって外観は細部まで精細な塗装と細かいパーツで作りこまれており、さらにあと付けのパイピング類が付属している。キャブ内にまで色差しがあり、またバッファーにはスプリングが仕込まれており実際に伸縮するなど芸が細かい。
上周りを外すと、中にはフライホイール付きの缶モーター、ギアボックス、例によって8ピンのデコーダー端子(ジャンパーが刺されている)が入っており、デコーダーを刺すだけでDCC化出来るようになっている。DCCサウンド仕様もあるようだが、スピーカーを設置する場所はなさそうなので、おそらくサウンド仕様はキャブ部分のディティールを省略してスピーカー用スペースに当てているのだろうと推測。
Mallardと同様ギアボックスは底面に蓋があり、この固定ネジの1本を流用してROCOの静音シューを取り付けた。
センターシューの配線だが、シャーシには内部へ貫通する穴や隙間はなく、また上周りとの接合部にも隙間はないので、やむなく上周りの接合部まで引き回しプラスチックボディに穴を開けて中に引き入れた。
そして右レールからの配線が接続されていたコネクタ部にハンダ付け、右レールは左レールと同じところにハンダ付けして3線仕様に変更。
手持ちの8ピンデコーダーがなかったため、とりあえずジャンパを接続してDC電源を接続したメルクリンのCトラックで試走したところ、前進でボンネット側のエンド方向へ動いた。一瞬センターシューと左右レールの配線を逆にしてしまったかと思ったのだが、よく見るとキャブがある方が1エンドと書いてあるので、視界の良いキャブ側が前、エンジンを収めたボンネットがある方が後ろ、ということなのだろう。
(こっちが前?)
カーブは最小回転半径438mm(Hornby TrackのR2とのこと)と書いてあるのだが、0-6-0の小さな動輪なのでもう少しは行けるだろうと期待している。
今回の作例はMallard号と一緒に購入したSerco Class 08 入れ替え用ディーゼル ・エレクトリック機関車である。実機については全く知らなかったが、なかなかユニークな外観と塗装の派手さが気に入った。実機は1953-62年にかけて1000機以上生産され、現在も300機以上が運用されている、英国の鉄道において最もポピュラーな退避線用入換機とのことである。シングルキャブで大きなノーズの中に350馬力のディーゼルエンジンと発電機・制御機器などが収まっている。
購入したのはOOゲージ2線DC仕様、DCCready、Super detailと銘打ったもので価格は72ポンドであった。
タイガーストライプの警告カラーが良い。
上周りはプラスチック製だが、Super Detailと銘打っているだけあって外観は細部まで精細な塗装と細かいパーツで作りこまれており、さらにあと付けのパイピング類が付属している。キャブ内にまで色差しがあり、またバッファーにはスプリングが仕込まれており実際に伸縮するなど芸が細かい。
上周りを外すと、中にはフライホイール付きの缶モーター、ギアボックス、例によって8ピンのデコーダー端子(ジャンパーが刺されている)が入っており、デコーダーを刺すだけでDCC化出来るようになっている。DCCサウンド仕様もあるようだが、スピーカーを設置する場所はなさそうなので、おそらくサウンド仕様はキャブ部分のディティールを省略してスピーカー用スペースに当てているのだろうと推測。
Mallardと同様ギアボックスは底面に蓋があり、この固定ネジの1本を流用してROCOの静音シューを取り付けた。
センターシューの配線だが、シャーシには内部へ貫通する穴や隙間はなく、また上周りとの接合部にも隙間はないので、やむなく上周りの接合部まで引き回しプラスチックボディに穴を開けて中に引き入れた。
そして右レールからの配線が接続されていたコネクタ部にハンダ付け、右レールは左レールと同じところにハンダ付けして3線仕様に変更。
手持ちの8ピンデコーダーがなかったため、とりあえずジャンパを接続してDC電源を接続したメルクリンのCトラックで試走したところ、前進でボンネット側のエンド方向へ動いた。一瞬センターシューと左右レールの配線を逆にしてしまったかと思ったのだが、よく見るとキャブがある方が1エンドと書いてあるので、視界の良いキャブ側が前、エンジンを収めたボンネットがある方が後ろ、ということなのだろう。
(こっちが前?)
カーブは最小回転半径438mm(Hornby TrackのR2とのこと)と書いてあるのだが、0-6-0の小さな動輪なのでもう少しは行けるだろうと期待している。
タグ:Hornby
コメント 0