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エリプス2Tの2.4G化とパワーユニット強化 [RC/飛行機]

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古参電動機エリプス2Tを現代の仕様にアップグレードする。
元々はオークションで入手した中古機体であったが、前オーナーはPlettenberg HP220 7:1ギアダウンモーターをカー用⒎2v2本直列(12セル)で地上から手投げ発航していたらしい。
私はスロープでの使用が主体だったので、動力は緊急用と割り切ってニッケル水素3/4subC10セルで運用していたがほとんどモーターを回すことは無かった。
この機体は何度か着陸に失敗し、右の主翼や尾翼、機首を破損したが素性が良くお気に入りの機体であったのでその都度修理してきた。
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諸事情でスロープに頻繁に行くことが出来なくなり、腕前のほうも錆び付いてきたので地上からの手投げにも対応できるよう、動力を強化することにした。
1)モーター
グライダー用のモーターは現在でもインランナー+ギアダウンが主流だが、アウトランナー全盛の現在は入手が困難となってしまった。幸いエリプスは旧い設計で極太の機首を持っているため、アウトランナーモーターでも何とか収まりそうである。
OK模型の大型グライダーマサラ用に設計された、TamazoモーターER282810d/ KV1000(外形35mm, 800Wクラス)を選択した。
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機首内にモーター、配線ともなんとか収まった。それにしても、アウトランナーモーターをF3Xグライダーに納めるのは大変だ。このエリプスのような古典機なら何とかなるが、最近の極細機体では従来のインランナー+ギアダウンでないと無理だ。最近超大型アクロ機用にスピンナー自体が回転子となったアウトランナーがあるが、これのグライダー用が開発されれば良いのだが・・・

2)バッテリー
モーターに合わせてバッテリーもLipo 3セル11.1V 3300mAhとした。
メーカーのスペックによると14X8ペラとの組み合わせで51A流れ、「3500Gを超える大型グライダーを軽々と上昇させるパワー」とのことである。
Tamazoのバッテリーを注文し、届いてみるとなんだか膨らんでいる。最初は保護用のウレタンパッドが入っているのかと思っていたが、どうやら不良品のようだ。保存用半放電をしたらガスが抜けたりしたが、チェッカーでチェックしてみると1セルが死んでいた。
もうタマゾーのバッテリーは買わない。
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アンプは某I模型の安価な80A、スイッチングBEC付きのもの。
3)受信機
これを期に、永年使っていたPCM9xから2.4GシステムのJR XG8に変更する。
2.4Gは便利ではあるが、グライダーに搭載する場合、アンテナの取り回しとバインド操作の問題がある。
旧式の機体はグラス製(GFK)であり、2.4Gフレンドリーなはずなので、アンテナは機体内でも良さそうだが、受信機は機体の奥深く、主翼付近にまで押し込むことになるのでバインド操作が出来ない。
このため、バインドプラグを差し込むための配線を機体外に引き出す必要がある。
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悩んだ末、主翼後方の背面に平坦な部分があるため、ここに穴を空け、テレメトリー用の外部アンテナと一緒にバインドプラグアクセスを設置することにした。
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せっかく空力的にクリーンな外装に抵抗物を付けるのはなんか嫌だが・・・・


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