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初鰐 / Be6/8II / ROCO 69849 [メルクリン/鉄道模型]

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説明不要かもしれないが、鰐。
しかしなぜかメルクリンではなくROCO製である。
メルクリンより安いことと、300Bさんのブログで朱鰐(Ce6/8II)が紹介されていたのを見てあえてROCO製にしてみた。オーソドックスな緑鰐で、型式名はBe6/8 II である。
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はじめにCe6/8II(1918年)、次にCe6/8 III(1926年)が製作され、1940年代に一部の車両がパワーアップ改変(最高速度が65km/hから75km/hに引き上げられたとのこと)を受け、それに伴い型式名がCeからBeに改変されたとのこと。(こちらを参照しました:http://www002.upp.so-net.ne.jp/hirodas/index.html)SBBの型式名がまだよく分からないのだが、CeとかBeとかReとかは何の略号だろう?Ceと外観上はほとんど変わりないように見えるが、Beは車両の中央にブレーキ?のようなものが増設されているようだ。
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"II"型と"III"型の外観上の違いは動輪のロッド周りにある。II型は「スコッチヨーク方式」、III型は「斜めロッド・ドライブ方式」と呼ばれている。メルクリン製HOは型式名Ce6/8"III"型であり、ROCO製は"II"型。ちなみにメルクリンも1番とZゲージの鰐はII型だ。
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さて、初めてのROCO製であるが、メルクリン製を持っていないので比較出来ないのだが、評判通りの詳細なディティールである。車体中央部分がプラで、前後のボンネット?はダイキャスト製である。細かい部品が多く、さらに後付のディティールパーツも付属しているが、はめ込み式の前照灯などの取り付けがゆるく簡単に外れてしまう。早速右前の虫ピンのような手すり?パーツを紛失してしまった。前照灯についてはボンドで接着した。神経をつかうなぁ。こういうディティールとメンテナンスのバランスはメルクリンの方がうまい落としどころをわきまえているように思う。
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屋根上のディティールも賑やかである。
サウンド改造できるかと思って内部を開けて見てみたが、6軸全輪駆動なため動力メカニズムが満載でどうもスピーカーを入れる場所がなさそう。中央の運転台部分にはモーターと基板、デコーダーは8ピンlokpilotのOEMと思われるものが装着されており、ほぼ満杯、前後の台車部分も意外にスリムで中にはドライブシャフトが入っているのでスペース的に無理。
メルクリン製のものは片方の台車しか駆動しないので、駆動シャフトのない台車の中にスピーカーを納める構造になっているようだ。
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前照灯。残念ながらスイス式尾灯の点灯はできない。

SBBの機関車はこの鰐の他にRe460があるのだが、例によって牽引する車両がない・・・・
とりあえずPiko製のSBB Cargo スライドウォール貨車とコンテナ車を入線させたのだが、探してみても意外にスイスモノは少ない・・・



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300B

こんにちは

ROCOの緑鰐、入線おめでとうございます(^^)

鰐は貨物でも旅客でもどちらも似合うので意外と重宝します。次はスイスの編成の導入ですね(^^♪

朱鰐の記事をトラックバックさせて頂きました。
by 300B (2010-03-05 14:17) 

okadoc

300Bさん、どうも。鰐は旅客列車牽引にも使われていたのですね。またクラシック機かと思いきやEp.IVまで長きに渡って使われていたようなので探せば編成も色々な選択肢がありそうです。メルクリン製の鰐も欲しいのですが、どうせなら茶鰐にしようかと・・・まぁぼちぼち行きます。
朱鰐の記事はトラックバックしようとしたのですが、今ひとつ使い方が判らなくて・・・
by okadoc (2010-03-05 23:23) 

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