はやいぞ新幹線、或いはTGV Thalys PBKA / Mehano 29705 [メルクリン/鉄道模型]
新幹線・・という響きはほとんどの日本男子にとって、特別なものといっても過言ではないのではないだろうか。世界に誇れる技術として海外にも売り出し中の新幹線だが、そのよきライバルがフランスのTGVである。TGVは「高速列車」を意味する 《Train à Grande Vitesse》の略。
このTGVの技術を導入し,フランス・オランダ・ベルギー・ドイツを結ぶ国際高速列車がThalysである。
電源方式の違う国を縦走するため、様々な工夫がこらされている。使用される車両は2種類で、フランス・オランダ・ベルギーに乗り入れるThalys-PBA型(P・B・Aはパリ・ブリュッセル・アムステルダムの略)と、ドイツまで乗り入れるThalys-PBKA型(P・B・Aにプラスドイツのケルン)がある。
PBA型の車両はTGVの繁用型であるTGV-R型がベース、PBKA型は両端の動力車が2階建て車両用のTGV-duplex、客車部分がTGV-R型がベースである。
紹介するのはこのThalys-PBKA型のモデルである。スロベニア共和国mehano社の製品で、いかにも速そうなスタイリングと精悍な赤の塗装デザインに目を引かれて購入した。HO3線式バージョンである。
ボディ、車体ともプラで、質感・塗装ともやや玩具っぽさはあるが、価格の割には良くできていると思う。
基本セットは両端の動力車(1台はダミー)と客車2両の4両編成。lokshopから145ユーロで購入したのだが、メルクリン3線用デジタルモデルだったのだが、どうもデコーダーの初期不良があり、CS2やMSでどうしても認識できず暴走するばかりだったため、業を煮やして余っていたメルクリンの古いFXデコーダーに交換した。
それからもう一つ、動力車の前照灯は進行方向により赤い尾灯に切り替わるのであるが、モーターのないダミー側の最後尾車は、進行方向が変わっても尾灯のままなのだ。製品の紹介ではダミー車両も尾灯/前照灯が切り替わる・・と書いてあったのだが、届いた実物の説明書を良く読むと2線DCバージョンのみでの仕様だった。基板を調べてみると同じ回路内で直流電流の方向により赤と白色のLEDを点灯させているようで、なるほど3線式ACではデコーダー搭載しないと無理だなぁ。・・というわけで、このダミー先頭車にもファンクションデコーダーを搭載して進行方向により前照灯/尾灯が切り替わるように改造した。
さて、やはり4両では寂しい。増結セットは3両ずつの2種類あり、基本セットと合わせて10両の編成ができあがるようになっているが、10両フル編成が走れるようなレイアウトは出来そうもないので、増結は1セットのみで7両編成にしようと思っていたところ・・・なんとこのmehano社、倒産してしまったのである。メルクリンと違い、引き取り手もないまま、その製品は流通在庫のみになってしまった・・・。欲しかったBar Carを含む増結セット29849は入手出来ず、やむなく普通の客車3両のセット29850を購入したのである。
Bar carなし、1等車1両、2等車2両のセット。
連接部。
ちょっと車両間のマーキングがちぐはぐになっているが、お座敷レイアウトで楽しむ分としては全体像としてちょうど良い長さではないだろうか。
このTGVの技術を導入し,フランス・オランダ・ベルギー・ドイツを結ぶ国際高速列車がThalysである。
電源方式の違う国を縦走するため、様々な工夫がこらされている。使用される車両は2種類で、フランス・オランダ・ベルギーに乗り入れるThalys-PBA型(P・B・Aはパリ・ブリュッセル・アムステルダムの略)と、ドイツまで乗り入れるThalys-PBKA型(P・B・Aにプラスドイツのケルン)がある。
PBA型の車両はTGVの繁用型であるTGV-R型がベース、PBKA型は両端の動力車が2階建て車両用のTGV-duplex、客車部分がTGV-R型がベースである。
紹介するのはこのThalys-PBKA型のモデルである。スロベニア共和国mehano社の製品で、いかにも速そうなスタイリングと精悍な赤の塗装デザインに目を引かれて購入した。HO3線式バージョンである。
ボディ、車体ともプラで、質感・塗装ともやや玩具っぽさはあるが、価格の割には良くできていると思う。
基本セットは両端の動力車(1台はダミー)と客車2両の4両編成。lokshopから145ユーロで購入したのだが、メルクリン3線用デジタルモデルだったのだが、どうもデコーダーの初期不良があり、CS2やMSでどうしても認識できず暴走するばかりだったため、業を煮やして余っていたメルクリンの古いFXデコーダーに交換した。
それからもう一つ、動力車の前照灯は進行方向により赤い尾灯に切り替わるのであるが、モーターのないダミー側の最後尾車は、進行方向が変わっても尾灯のままなのだ。製品の紹介ではダミー車両も尾灯/前照灯が切り替わる・・と書いてあったのだが、届いた実物の説明書を良く読むと2線DCバージョンのみでの仕様だった。基板を調べてみると同じ回路内で直流電流の方向により赤と白色のLEDを点灯させているようで、なるほど3線式ACではデコーダー搭載しないと無理だなぁ。・・というわけで、このダミー先頭車にもファンクションデコーダーを搭載して進行方向により前照灯/尾灯が切り替わるように改造した。
さて、やはり4両では寂しい。増結セットは3両ずつの2種類あり、基本セットと合わせて10両の編成ができあがるようになっているが、10両フル編成が走れるようなレイアウトは出来そうもないので、増結は1セットのみで7両編成にしようと思っていたところ・・・なんとこのmehano社、倒産してしまったのである。メルクリンと違い、引き取り手もないまま、その製品は流通在庫のみになってしまった・・・。欲しかったBar Carを含む増結セット29849は入手出来ず、やむなく普通の客車3両のセット29850を購入したのである。
Bar carなし、1等車1両、2等車2両のセット。
連接部。
ちょっと車両間のマーキングがちぐはぐになっているが、お座敷レイアウトで楽しむ分としては全体像としてちょうど良い長さではないだろうか。
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