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流線型蒸機列伝4:03.10狂想曲 / Marklin 37912 [メルクリン/鉄道模型]


流線型蒸機列伝:BR19-10, BR03-10 / Brawa 40133 / Marklin 37911







流線型蒸機列伝3:BR05 / Marklin 37052


BR05である。





03.10が3両も・・・・

BR03.10は2シリンダー機の03から派生した3シリンダー機で、スペックは動輪径200cm, 車軸配置2'C1'h3, 炭水車2'2T38, 全長23.9m, 総重量103.2t, 最高速140km/h。Krupp社とKrauss-Maffei社で製造されたものはフルカバー、Borsig社で製造されたものは動輪部が半分露出したフェアリングを纏っていた。合計60両製造され、戦後生き残ったものは東西ドイツやポーランドに譲渡され運用された。流線型フェアリングはほとんどが外されたが、東ドイツで生き残った03 1087号機だけは最後まで流線型フェアリングを纏っていたとのことである。

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古くからモデル化されているメルクリンの03.10であるが、2011年に再生産された。紅白まんじゅうみたいな赤黒2両セット(品番37912)。
以前どうしても欲しくて方々探して、米国のデッドストック専門店から品番37911を入手したので、赤は持っている。今回は黒・赤の2両セット。黒だけで良いんだがな〜〜〜〜・・・しかしよく見ると37912セットのものは赤バージョンも37911とは動輪の色が異なり、イメージは大分変わる・・・・でメルクリンの思うつぼと相成った。
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こちらは旧い37911モデル。loksoundでサウンド化した。メルクリンからはこれまで黒、紺、緑、赤の車体色が発売されているようだが、実車のカラーもそんなにバリエーションがあったのだろうか?
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2両セット(37912)が発売された時、サウンド化されているのでは・・・という期待があったが、残念ながら音無のFx仕様であった。このため黒の03 1007号機をmSDデコーダー改造した。
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炭水車を開けてみると、21ピンのデコーダー配電基盤が入っていた。これに無音のFx(MM2)デコーダーが刺してある。mfxではないので新しいmLDデコーダーではないようだ。37911ではディップスイッチ使用のMM2一体型デコーダー基盤が入っており、てっきり同じものの再生産かと思っていたのでちょっと驚いた。
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これなら21ピンのサウンドデコーダーに差し替えるだけで簡単!と思いきや・・・
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基盤上の部品(コンデンサ?)が邪魔してmSDは刺すことは出来なかった。
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仕方が無いのでオリジナルの配電基盤をmSDデコーダーに付属している配電基盤に変更することにした。全ての配線をカラーコードに従ってハンダ付けし直す。配線のカラーコードはメルクリンの規格に沿ったものなので簡単である。配電基盤の形状もメルクリンの規格に沿ったもののようで、既存の固定ブラケットにぴったり収まった。
mSDに付属のスピーカーをブラケットの裏側に両面テープで固定し、完成である。
サウンドはウェブからダウンロード可能な03.10用に書き換える予定。
・・・という訳で、流線型03.10は計3両に増えてしまった・・・

03.10でSchulzenwagenを牽引させてみた。Epoch違いだが・・・

06でCIWLを・・・

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