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チチェン・イツァー紀行:2001.2.9-11 [旅行]

また古い話になるが・・・・

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メキシコの世界遺産、チチェン・イツァーは周囲に何にもないジャングルのど真ん中にあり、ここを訪れる多くの人は200kmほど離れたユカタン半島尖端のビーチリゾート、カンクンを拠点にすることが多い。カンクンは高級ホテルが連なる、ハワイのような趣の観光地で、各ホテルからオプショナルツアーとしてチチェン・イツァーへ行く大型バスが出ている。チチェン・イツァーへ行くためだけ?にジャングルを切り開いて作られた、ひたすら真っ直ぐの高速道路をバスは爆走していく。
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道中に1回休憩所があり、土産物屋とトイレがある。現地の子供がアルマジロを見せに来て、写真を撮ると小銭をねだっていく。
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ククルカン(ケツアルコァトル)の神殿。
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。基底55.3m四方、高さ24m(頂上の神殿部分は6m)。
大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されている。階段は4面の91段を合計した364段に最上段の神殿の1段を足すと、365段となる。
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階段はかなり急で、一段も高さがあり頂上まで登るのには骨が折れる。
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このピラミッドは初期のトルテカ=マヤ方式のピラミッドを土台にして外側を新しく建設したもので、内部には古い時代のピラミッドが内蔵された二重構造になっており、細い通路から内部に入ることが出来る。
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暗い階段を登っていくと頂上の室内にはジャガーをかたどった玉座やチャクモル像(生け贄から取り出した心臓を置く台)が置かれている。
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球技場の神殿。
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バスケットボールのようにボールを入れる穴。勝者が生け贄にされたそうである。
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生け贄を捧げたという人造湖セノーテ。他に列柱構造の神殿跡や、天文台として使われていた施設がある。
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髑髏のレリーフ。
カンクンからバスで2時間くらい、現地で3時間くらい見学し、帰りもバスで2時間の日帰りコースで少々あわただしいが、ひととおりの遺跡を見ることが出来た。


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さてチチェン・イツァーまで行かなくてもカンクンからもっと近い海岸にトゥルムという遺跡がある。普通の乗り合いバスで40分くらいの距離である。
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海岸沿いの崖の上に建つ遺跡はまた違った趣がある。
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カンクンはカリブ海を望むビーチリゾートで、美しい海岸で各種のマリンスポーツやスキューバダイビングが楽しめる。ペリカンが沢山いて、海中の魚を見事なダイビングキャッチで仕留めていた。
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カンクンのダウンタウン、フリートス(白身魚のフライ)の屋台
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BBQとCorona Beerでメキシコの夜は更けていく。
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