PIKO Taurus PEG / PIKO 57288 [メルクリン/鉄道模型]
Taurusである。実機は有名で各メーカーからモデル化されている。
メルクリン製もあるが、高価で気に入ったカラーがなかったので、わずか60ユーロのPIKO製を購入した。PIKO社は、メルクリン、フライシュマン、ROCOに次ぐ4番目に大きな鉄道模型会社とのことであるが、日本では代理店もなく入手困難と思われる。このTaurusはHobbyラインと呼ばれる廉価版モデルであるが、同社の看板モデルのようでグラフィックのバリエーションも多く出ており、なかなか良く出来ている。
ボディはプラ製だが、シャーシが肉厚の金属製でズッシリ重い。構成はメルクリンのER20シリーズのような感じ。
ボディの印刷も精細で、台車や車輪も良い感じである。メルクリン製の実物は見たことはないが、遜色ない出来?
残念なのはライト。メルクリン製と違い尾灯が点灯しない。導光パーツの関係で改造も難しそう。また運転席のワイパーはウインドウと一体成型である。(メルクリン製は別パーツ)パンタグラフはやや玩具っぽいが丈夫そう。
さて、有名なドレミ・・インバータ音を再現したいのでloksound m4を取り付けてフルサウンド化した。内部には8ピンのデコーダ端子のついた基板にPIKO Hobby-plusというデコーダ(Uhlenblock製OEMらしい)が装着されている。これをLoksound m4(mfx)に換装するだけである。スピーカーは台車の上あたりのスキマに押し込んだ。
早速CS2で自動認識させサウンドを楽しんだが、あれ、動かない・・・なにかモーターが振動するだけで回っていない。
たまたま同時に購入していたlokprogrammerでモーター制御の周波数設定を変えたら無事動くようになった。デフォルトでのモータ制御はメルクリンなどの高価な高周波モーター制御用に最適化されていたようで、安価なマブチモーター(?)には合ってなかったようだ。
loksoundが110ユーロくらいで本体の倍の価格だが、合計でも170ユーロで、メルクリン製の半分くらい。設定変更にlokprogrammerが必要だったがそれを除けばコストパフォーマンスは良いのではないだろうか。
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